なかなかまとまった時間が作れなかったり雨だったりで周回コース行ったりその辺ブラブラする日々。
天王寺七坂楽しかった。そのうち、坂の少ない大阪市内の坂をまとめてみたいな、などと思いつつ、ちょっと距離が稼ぎたくなったので平坦で距離が稼げる自走ビワイチやってきました。過去2回、メカトラ&おしりズルムケで断念した自走ビワイチ、どちらもなんとなくまだ走れそうな感じではあったので何とかなるんじゃねぇ、と思ったんですが向かい風にヤラれて結構ヒィヒィでした。でも、念願の彦根「コウゲ」さんに行けて、ようやく自走ビワイチ完遂したので大満足でした!
大阪市内~瀬田の唐橋の最速ルート?淀川CR~307号線~宵待橋
さて、琵琶湖までのルートは色々ありますが以前2回とも瀬田の唐橋発着なので、リベンジも是非瀬田の唐橋発着にしたいところです。
何も考えずに行くと淀川CRから宇治川に抜けて天ケ瀬ダム~瀬田川が真っ当なコースのような気がしますが、僕がふだん大正池に行く時の枚方から307号線で京田辺に抜けるルートでも宵待橋で瀬田川に合流できます。(下部ログ参照)
他には今回帰りに使った第2京阪側道から307号線(多分最短距離)や清滝経由の163号線っていう手もありますが、信号の多い大阪市内は淀川CRで抜けるのがベスト。車止め地獄云々はありますがなんも考えずに走れるし、信号でストップ&ゴーよりなんやかんや楽だし早い。サイクリングロードさいこう!(ただし早朝)
今回は珍しく寝坊もせず6時過ぎ出発。もうちょい早くてもいいんですが、今回最大の目的地、彦根「コウゲ」さんの開店時間、11時30分に着きたいので、この時間が定刻です。
淀川CRを枚方で出て、順調に307号線から山城大橋を越え少し登ると突然の雲海
標高100mちょいですぜ。。。そして雲海突入!わくわく・・・
ほぼただの霧じゃねーかw
雲海や 中に入れば ただの霧(詠み人:豚)
雲海は風が無く、前日が雨で夜から晴れた寒暖差の激しい朝によく出るそうです。つまり今は雲海のベストシーズン。いつかは野迫川の雲海にも自転車で行きたいですが、 ブルべとか集団ならともかく、ガードレール無い箇所のある峠道をソロでナイトライドはもし事故っても発見すらされない自殺行為(まぁやってる人いるんでしょうが)。 じゃあ明るくなり始めてから雲海が無くなる2時間30分くらい、最低でも3時間以内で35㎞1,000mアップしないとムリなので、まだまだ難しい。
さて話を戻して、つまり今日のこの辺は風がほぼ無かったのです。そして風が無い日は瀬田川が最高に映えます。宇治川ライン途中のおみね橋で休憩。
水面が穏やかなので鏡面反射ですごい綺麗。晴れてたらもうちょいエメラルドがかってたり、紅葉には少し早かったですがそれでも十分に満喫。人も全然いないので、紅葉シーズンに期待が高まります。ブログ開設前で写真も無いですが、紅葉期の瀬田川は初めて自転車で感動した思い出の風景。
しばらくほけーとして再開、瀬田の唐橋到着。
9時ちょうど。いつもここまで休憩込み3時間半くらい掛かってしまうので、3時間切りはやっぱりルートが正解。距離は第2京阪側道の方が短いですが、同じ人が走るなら必要時間は最速ルートだと思います。 もう何枚撮ったか分からない構図をサクッと収めてビワイチスタートです。
ビワイチと彦根「コウゲ」さんのガラパゴス定食大盛り
今日は11時30分に彦根に着きたいので、正規ルートの反時計周りです。前回、「時計回りこそ正解」とさんざん正規ルートをディスった気もしますが、サイクリングコース<デカ盛りなので当然の結論です。何も矛盾はありません。(この時はあわよくば帰りの膳所で美富士食堂、と目論んでました)
長命寺あたりまでは淡々と好調に走ります。「お、これ11時30分ヨユーじゃね?」と思ってたんですが長命寺過ぎた辺りから徐々に向かい風。
普通に走ってたら25㎞/h切ってしまうくらいに落ち込むなかなかの風。結構ペース落とされました。まぁしゃーない。で、途中コンビニでウィダー補給休憩しながら彦根市に入ってあまり自転車系では取り上げられない「あのベンチ」に行ってみる。
さすが人気スポット、バイク乗りが3組7名ほど。順番待ちして撮影したんですが、あれ・・・?この写真もしかして自転車ジャマじゃねぇ・・・?水平線ズレてるしヘタクソだなぁ。
みなさんバイクとセットで撮ってるんで真似ましたが、ここは多分ポツンとしたベンチの構図が正解だと思われます。カップルで来るなら自転車無しで座った写真とかいいかもそして死ね。多分夕暮れの風景がベストなので、自転車なら時計回りで夕方に来るのが理想(しつこい
あ、ちなみに撮影スポットではなく、地元の方が善意で開放して下さっている(そもそもご自身用らしい)ベンチなので注意しましょう。
そしていよいよやって参りました彦根「コウゲ」さん。実は前回の時計回りビワイチで水遊びをしすぎたために到着が20時過ぎとなり、本来21時30分LOのはずがお盆ということもあってか閉店してしまっていたリベンジ必須お店です。電気はついてたので直前まで営業してたっぽい・・・。
11時35分くらいなんでちょっと遅刻だけど、まぁ向かい風とあのベンチの待ちのせいなので仕方ない。お店の様子などはお店の公式ツイッターでどうぞ。
入店して、「どこでもお好きな席どうぞ」とのことなんでお言葉に甘えて4名テーブル席へ。窓際で自然光入るのでありがてぇ。
で、調理前になにやら店長が窓の外通ったよ・・・。
うはwwww調理前に写真撮ってくれたwww
ツイッター拝見するとどうやら店長ご自身もバイク好き(車も好きっぽい)で、バイクのお客さんが多いみたいですが自転車もあげてもらえました笑
けっこう遡ってみてもロードバイクのツイートが無かったんでバイクの写真に囲まれて寂しかったんですが、この記事書いてる時に見たツイート(僕が行った翌日)に
おぉぉぉぉ!自転車のツイートが!!!交差して3台?ちょっとボケてるので良く分かりませんが赤ニップル(手組みホイール?)だったりクロモリ?ぽかったり結構こだわりありそうな自転車ですねw奥の青の落差がすごいww
たまたまでしょうが、自転車の皆さんももっと行きましょう!1食でビワイチ完走できる素晴らしいお店です!
異論様々あると思いますが、個人的には「サイクルラックが無い=ロードバイク歓迎じゃない」はちょっと違う気がします。サイクルラックはロードバイクには確かに便利ですが、ママチャリも原付もバイクも止められない「スポーツ自転車専用スペース」になってしまい、場合によっては完全なデッドスペース、ちょっとおこがましい気もしたりします。コウゲさんのツイート遡れば色々見れますが、とてもサイクルラック置ける状況じゃない満員御礼の状態もいっぱいあります。そして、上のツイートは注意もされなかったんで迷惑にならない止め方ができて、きっと歓迎して頂けたと解釈します。
あぁぁぁぁ、まぁどうでもいいや。あればあったでありがたいし、何よりこんな話はくだらねぇ。
そんなことより盛りだ!盛り!!!
お店に入って15分ほど、念願のコウゲさんの「ガラパゴス定食 定食大盛」にご対面!!!
うっは!!!!盛ってる!盛ってるよ!!マンガ盛り、または日本昔話盛りだよ!!!
上から全体像。ごはん見切れたよ!!でけぇwwww
おかず部分アップ。からあげクン大のチキンカツ(モモ?)10個、200gハンバーグ。
お米はしっかり盛り固められていて多分見た目より多い2合くらいでしょうか。粘りはそれほど強くなく、少し固めに炊かれていてとても僕好みの味です。
チキンカツはモモ肉なんかな?なんかえらい柔らかい。
で、ハンバーグ。いわゆる肉汁プシャー系ではないんですが(肉汁プシャーは単にラード練り込んでるだけだったりする店もある)、なんかふわふわと柔らかく、ナツメグとか香辛料でごまかさない、肉のうまみがしっかりしたご家庭のハンバーグ最上級(ただしビッグサイズ)と言っていいんじゃないでしょうか。とてもおいしかったです。
ケチャップとオリジナル?とんかつソース風ソースが提供されて、プラス10円でマヨかタルタル追加です。タルタルに手が出かけましたが、卓上のウスターソースをチョイス。ウスターソースは外れ無しで万能すぎる。
いやー幸せですね。こういうのを無心に食えるからデカ盛りは止められません。
ぺろりんちょ。ごちそうさまでした!
今回食べたのはガラパゴス定食でしたが、他にも「原人定食」とか「ピラニア定食」とか「重量アゲ定食」とかトチ狂ったステキなネーミングのメニューがたくさんです。あえて言います、いいぞもっとやれ!
さて、お腹パンパンになりました笑
目的はクリアしたので後は淡々とビワイチクリアするのみです。
ここから先、海津大崎までメチャクチャ向かい風でした。ちょっと気を抜けば20㎞/h切ってくる。
体感的には約40㎞、2~3%の坂登ってたくらいじゃないでしょうか。お恥ずかしながら脚を攣りかけました。ド平坦なのにwww
あまりの風に心折れたっぽい人を淡々としてるフリでヒィヒィ漕いでパスしながら(苦笑)、たまにエアロフォームでギャーン!っていくバケモン(驚愕)に抜かされながら海津大崎。トンネルとか向かい風が集中してマジでヤバかった。
風車村をパスして白鬚まで。この辺はやや追い風?30km/hくらいで走る。同じくらいのペースの人がいて「長浜風ヤバかったっすねー」とか話しながら進む。
お別れして白鬚のセブンで暗くなるまで休憩。
で、ビワイチルート走ってるはずがなんか迷子になって琵琶湖バレイ入口。
気付いたら路面に青線復活。ワレどこいっとってん!(お前がな)
志賀、舞子あたりのルートなんとかなりませんか滋賀県さん(あくまでディスるスタイル)
なんとなーく琵琶湖大橋を登って(なんも見えねぇ)
ハイビワイチかんりょー。(すみませんコウゲ以降消化試合です笑)
夜の瀬田川通って帰る
ビワイチ自体はつつがなく完了しました。ここまでのライドは過去2回でも達成してる。問題はここからです。
出る前にパスタ150gと途中でウィダー1個、あとは水で260㎞走ったのでこれはもうコウゲパワー最強です。が、この辺で限界がやってきました。
お腹が減った。
長浜あたりではお腹パンパンで、帰るまでもうなんも食えねぇ、と思ってたんですがさすがビワイチ。向かい風で脚使って、その後も琵琶湖バレイ入口周辺の意味不明のアップダウンを頑張ったのでコウゲパワーも使い切ったようです。腹ペコ&ぼちぼち疲労感。
途中でも書きましたが、実は当初は、前にも行った膳所「美富士食堂」さんでカツ丼(大)食って「食い倒れ自走ビワイチ」として締めるつもりでした。時間も間に合ったしたぶん食って入らないことはない状態だったと思いますが、それなりに疲労感があったので、食ってしまうと眠くなる確信がありました。ここから先は真っ暗闇の瀬田川ルート、いくら何度も走った道とは言えナイトライドは初、20㎞弱の暗闇で、そこそこの速度で車どおりがある道を集中力が切れた満腹ヘロヘロで走るのは死亡フラグです。
ということでサンドイッチでガマン。
野生動物の遭遇こそなかったものの、石や路面の割れ、爆速追い越し、コーナーセンター超え対向車等々なかなかに集中力のいるナイトライドだったので、未練はあるけど正解だったと思います。いのちをだいじに。
無事京田辺まで戻ってから、最後は第2京阪側道で返ってきました。5m~10mくらいのアップダウンをタラタラと延々繰り返す感じなので、300㎞走った脚にはつらかった笑
ログ
まぁ、メインはコウゲなのでビワイチよりコウゲの方が熱めに書いてしまいました笑
最短ルートになりましたが、自走ビワイチ完遂なのでこれでようやく次に行けます。
この距離&高度って大体大阪~尾道の感じなんですよね・・。ゴクリ・・・。
終わり。
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