ディスクホイールの仕様まとめ|はじめてのディスクホイール交換①

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パーツとか

僕がはじめてのホイール交換に挑戦したのは、2018年の12月末、キャノンデール シナプス カーボンディスク 105を買ってから約2か月が経った頃です。

季節は冬、 日没も早く乗れる時間も減ってきたので、僕の脚じゃせいぜい150㎞乗るともう真っ暗。

ホイールを変えると巡航速度が2~3km/h変わる?ギアが2枚軽くなる?マジかよスゲーなオイ。

話半分だったとしても、もっと効率よく、もっと距離を稼ぐためにやっぱホイール交換したいなぁ、となりホイール交換を考え始めました。

さて、僕のシナプスはディスクブレーキモデルなので当然ホイールもDB仕様。

ディスクロードはどうやらようやくフレーム規格がまとまり始め、ホイールもだんだん増えてきたという状態。まだまだこれからなんでしょう。

おそらく近畿で一番ロードバイク乗りが集まる場所、さくらであい館で他の人のバイクを眺めても結構な率でリムブレーキ。ディスクロード率は2割切ってるんじゃないでしょうか。まぁ高級ホイール履いてたら新車買うにしてもそうそうディスク化しないよね。

ディスクホイールについて調べてみても、当然ネットの情報も少なく初心者の僕には分からない事だらけです。そんな中四苦八苦しながらディスクホイールを交換した経験を踏まえて、初心者目線でディスクホイールについてまとめてみました。

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初心者目線のディスクブレーキ仕様まとめ

ディスクホイールの仕様違いは、大きくは

・ローターのタイプ
・エンドのタイプ
・装着可能タイヤのタイプ

の3つに分けられるようです。

ディスクローターのタイプ

ディスクローターとは、ディスクブレーキがディスクブレーキたる所以のお皿の事です。コレ。

ディスクローター(センターロックタイプ)

6穴タイプとセンターロックタイプ

ホイールによって、取り付けられるディスクローターのタイプが定められています。AFS(センターロック)タイプと6穴ボルトタイプです。

ディスクローター(6穴ボルトタイプ)

ちなみに僕は最初、AFSとセンターロックは別物と思ってましたがどうやらおんなじらしいです。AFSが何の略かはちょっと調べてみても分かりませんでした。

あくまで感覚ですが、ディスクロードの初期ホイールは6穴タイプが多いように思います。僕もそうでした。ところが6穴タイプのホイールはメーカーによっては提供されていません。

ていうか4大メーカーのエントリーグレードで6穴タイプがあるのはカンパニョーロだけです。フルクラム、シマノ、マビックはセンターロックのみ。

正直ここで僕は最初「え、ゾンダDB確定やん!」って思ってしまったんですが、自転車が6穴タイプだからと言って6穴対応のホイールにする必要はありません。

ディスクローターのタイプはあくまでホイールに依存するものなので、ローターをセンターロックタイプに交換すれば良いのです。費用は掛かりますが数千円程度。ホイール代を考えれば安いもんです。

初心者の取り付けにはセンターロックがおススメ

むしろ初心者、特に自分で取り付けしたい人はセンターロックに変更するべきじゃないかと思います。

というのも6穴タイプでもセンターロックタイプでも、ローターの取り付けに必要なトルクは40Nm。だいたいスプロケと同じ固さです。外すのはまぁ頑張ったとして(僕はナメそうになり断念しましたが)、6穴×2輪=12回を40Nmで締めなければならない。しかもネジちっちゃい。

ブレーキは言うまでも無く命に直結するパーツ、ゆるゆるトルクは厳禁です。しかもローターとパッドのクリアランスは1㎜あるか無いかなので、斜めにならないように均等に締め付ける必要があります。正確に測れるトルクレンチが無ければ、初心者には結構なムリゲーでしょう。

その点、センターロックはデカい工具で1回締めれば均等に締まるので、トルクにさえ気を付ければクリアランスの心配はほぼ不要。

この手間と安心を考えると、もし初期ホイールが6穴タイプでも潔くローターごと買っちゃうべきでしょう。

ちなみに、どうしても6穴ローターのままホイールはセンターロックタイプにしたいって人にはアダプタもありますが、1個1,000円くらいするので安いローター買えます。

センターロックタイプの注意点

ただ、センターロック化には少し落とし穴があります。

最も入手性が高いであろうシマノ製のセンターロックローターは、マニュアルに「内セレーションタイプ」とあり、取り付け工具は「 TL-LR15 」と「モンキーレンチ」となります。

シマノのマニュアルより

TL-LR15というのは要はスプロケ工具(フリーホイールリムーバー)なので、シマノ用のスプロケ工具を持っていれば取り付けられることになります。

が、ホイールメーカーがこの「内セレーションタイプ」を採用しているとは限りません。げんに僕のレーシング4DBは、「外セレーションタイプ」で、取り付けには「TC-FC36」と同様の工具、つまりホローテックⅡ取付工具が必要でした。どうもホイールメーカーによって取り付け工具が変わるようです。

Yahoo知恵袋にもこんな投稿があります。

「TL-LR15またはTL-LR10」
どうやっても使えません.
センターロックのディスクローターをシマノハブにつけるのは可能です.
フルクラムハブにやってみたのですが,専用のロックリングがあり
根本的に使えそうにないです.

引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1235116402

僕も最初はディスクローターに付属のロックリングを使ってスプロケ工具で取り付けようとしてハマらず、「???」となりました。

結果、BB工具を買ってホイールに付属していたロックリングと新しく買ったローターで取り付け出来ましたが、ローターに付属していたロックリングは不要となりました。

少しずつ工具を揃えながらアレコレやってる初心者はBB工具を持ってない率が高いと思われますので、予め確認&必要なら準備しましょう。確認ったってほとんどネット上では書いてませんが。

シマノはマニュアル通り「内セレーション」、カンパニョーロは多分フルクラムと同じ「外セレーション」でしょう。マビックは分かりません。

いっそのこと「いつかBB工具も必要になる」と思って買っちゃえばいいんじゃないですか?もちろん自己責任で。

ちなみに僕の自転車はキャノンデールなのでBBはBB30a、新たに購入したホローテックⅡ用工具はもはやセンターロック専用工具となりはてましたよ。ハハッ。

ローターのサイズ

ローターのサイズは多分160Φ(160㎜)でしょう。ローターに刻印があると思うので、ちゃんと見て買えば問題ないと思います。140Φも売ってて「こっちのが軽い」となるかもしれませんが、キャリパーの位置変更が必要なのでやや上級者向けです。 せっかくの制動力を数10gのために落としたい初心者はいないと思いますし、変えなくていいでしょう。

ローターに160Φの刻印

また、ローターが小さくなると制動力が落ちるので、シマノも「140mmに変えるとしてもリアだけにするように」とおふれを出してます。おとなしく従いましょう。

エンドのタイプ

ホイールがハマるフレームのすき間のことですね。エンドについては特にややこしいことは無いでしょう。

自分の自転車がクイックリリースタイプかスルーアクスルタイプか、リアのエンド幅は135㎜か142㎜か、サイトなりマニュアルなり測るなりで合わせて選べばいいんじゃないでしょうか。

多分ほとんどの人が12㎜アクスルでリアエンド幅142㎜かと思います。

ちなみに、フルクラムのホイールには「ワンハブフィットオール・システム」とかいうやたらとカッコいい名前が付いていますが、実際はただのエンドの調整用アダプタセットです。

チューブレス(レディ)かクリンチャーか

装着できるタイヤの仕様ですね。初心者向け目線のホイールの話なのでチューブラーは除外。

「チューブレスとディスクブレーキはセット」みたいな表現がよくありますが、最初は意味がよく分かりませんでした。今も理解できているかどうかわかりませんが、多分こういうことです。

一般的に言ってタイヤの走行性能は

チューブラー>チューブレス>クリンチャー

らしく、逆に装着簡易度は

クリンチャー>チューブレス>チューブラー

となるようです。

で、耐パンク性能も高いし、本来は「いいとこどり」のチューブレスタイヤがいいけど、リムブレーキにするとブレーキ時にリムからタイヤに圧力が発生するのでチューブレスタイヤは微妙。でもリムに圧力がかからないディスクブレーキならチューブレスタイヤが正解!

以上。違ったらすみません。ディスクブレーキならチューブレス化もしたいですね。チューブレスタイヤ装着可能なリムは、クリンチャータイヤ&チューブの運用も可能なので、チューブレスレディがいいかも知れません

「チューブレスレディ」と「2way-fit-ready」は違う

ただ、ここで一つ落とし穴があります。カンパニョーロ、フルクラムの「2way-fit」と「2way-fit-ready」について。

上位ホイールのレーシングゼロDBの記載は「2way-fit」、レーシング4以下のナンバリングやシロッコDBなどは「2way-fit-ready」となっています。どうやらこの2つは似て非なるもので、結構上級者向けな作業が無いと2way-fit-readyをチューブレス化するのは困難なようです。

参考リンク:ばっきーのテキトー日記

2way-fit-readyのホイールは初心者はクリンチャータイヤで運用する事になると思いますが、クリンチャー専用リムよりタイヤを外すのが固くなるので、クリンチャー専用のリムでもタイヤ外すのがしんどい、って人は気を付けた方が良いかもしれません。

僕はレーシング4DBなので2way-fit-ready、クリンチャータイヤ&チューブで運用してますが、実際最初のパンクの時は「マジか」ってくらい固かったです。3回目のパンクでようやくコツを掴んですぐに外せるようになりました。


まとめ

・今が6穴タイプだったとしてもセンターロック化するべき
・センターロックタイプはBB工具かスプロケ工具かどっちかが必要
・内セレーション:スプロケ工具、外セレーション:ホローテックⅡ工具
・ローターサイズは今の自転車と同じで。多分160㎜
・エンド幅、方式は今の自転車と同じで。モデルごとの違いはこちら
・どうせなら選べるチューブレス装着可能の方がいい。でも、2way-fit-readyはすぐにチューブレスタイヤは使えないので注意。


最初は「ホイール交換したいけどディスクホイールは情報が少なくてどの仕様が正解なのか良く分からん」と思ってたんですが、今にして思うと、結局ローター周りと表現が確定していないせいで全体がよくわからないような印象を受けてしまったんじゃないかと思いました。

エントリーグレードのディスクホイール比較の記事

”https://www.gastronautz.jp/blog/bicycle/post-3684/″

僕が購入したフルクラム レーシング4 DBの記事

”https://www.gastronautz.jp/blog/bicycle/fulcrum-racing4-db/″




終わり。






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