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( 2019年1月10日開設)初めまして。ぼっちの自転車乗りです。

170㎝、95㎏の絵に描いたような完全なる超メタボを自負しております。日々ブラブラと恥の多い人生を歩んで参りましたが、さすがにもうヤバい、と思ってダイエット始めようかと。

過去に週3ペースで20㎞~30㎞ほど走って食事制限なし・約2か月で75㎏→63㎏まで落とした経験もあり、走ったら何とでもなるぜハハハ!とタカを括ってラーメンすすってたんです。が、

走るとね、痛むんですよ。膝が。

その頃の体重は3桁(100㎏越え)でした。
5㎞も走ると膝への負担がタダ事じゃなくなるんです。膝が痛くて歩けなくなるレベルです。本当に。100kgの体重を反動付けて片足で支えるというのは冷静に考えると恐ろしい負荷です。

運動能力の低下、体の劣化などいろいろなことに絶望するメタボ男の完成です。

以下、当ブログをはじめようと思うまでです。


自転車なら膝の負担が少ない?しかも痩せられる!?

食事制限なんて絶対ムリ、ライ〇ップってアレ結局食事制限じゃね?とかフィットネスジムも行かんくなったら会費もったいなくね?とか、デブあるあるのダイエットしない言い訳をツラツラ考えつつ、目を付けたのがチャリンコ、いわゆるロードバイクです。

色々世の中にあふれる情報で、自転車でダイエットがいいらしい、ロードバイクって10万くらいで買えるらしい、程度の予備知識はあり、チャリなら膝は痛くならんだろう、月額会費より初期投資の方が覚悟が決まるんじゃ?という謎リクツでとりあえずバイク選び。

「え、10万ってミニマムなの!?」

はい、あるあるですね。
調べてみると高いのなんの。100万だぁ?チャリだぜチャリ。

何じゃそりゃ、と思いつつ調べていくうちに「・・・メカが精緻でカーボンなら仕方ない」と何もわかってない癖に一人ごちます。あるあるですね!


とりあえずは安いロードバイクを!

ゴルフクラブにしろ、カメラの三脚にしろカーボンがいいのはなんとなく知ってるんですが、グラスの竿とアルミのリールで十分釣れるし!

初期投資なら覚悟が云々、と言ってたのは今は昔。
乗らんくなったらもったいない、というどこかで言い訳にしていたのと同じような理由でひとまず安いロードバイクを探し始めます。

確か自転車コーナーが、ととりあえず行ってみたヨドバシ梅田。
10%ポイント還元だぜ10万なら実質1万バックだぜさすがみんなのヨドバシカメラ!ヨドバシ梅田からなら乗って帰ってこれるぜヒャッハー!です。

ヨドバシ梅田の店頭取り扱いはルイガノ、OSSO、アンカーなどなど。

そんな中で目に止まったのがNESTO FALAD-K。そもそも自転車メーカーも評価もほぼ知らない状態で、新しく日本のメーカーが始めたらしい、初心者向けらしい、やっぱ初心者は安心の日本製だよね、となります。当時はGIANTがOEMやってるなんて知らんかったんや・・・。

NESTO FALAD-K

コンポがターニーだからグレード低い?なんじゃそりゃ。ギアなんか7×2もあったら初心者には十分じゃね?ってなもんです。その分価格は税込7万ちょい。10%還元だから実質6万3千えん!!予算より4万近く浮いたー。って即決です。(ペダルやシューズ、その他もろもろでどのみち溶ける訳ですが。)

僕は決してマイナー志向な訳ではなく、選んだものが結果的にあまり見向きもされないメーカーだった、ということが多いです。決してカッコいいとは言えない自転車ながら、人によっては「ルック車」のそしりを受けかねない自転車ながら、幾多の故障(雑な扱い)を乗り越えてよくやってくれているので、割と気に入っております。

専門店行って「本気でやるならせめて105以上を・・・」とか「より軽くて良い自転車の方が運動効率が・・・」っておだてられたブタがアルテグラ+カーボンとか買ってたら、今までのトラブルで廃車にしてそのまま心折れて自転車辞めたんじゃないかな。




初めてのロードバイク。自転車に乗らなかったらきっと知らなかった道

自転車が好きになるきっかけの一つって多分コレですよね。今まで過ごしてきた町からちょっと外れるとこんな道が、ってやつ。

僕の場合は毛馬こうもんの夕暮れが最初でした。(南森町からならランニングでもってか散歩距離・・・ってのは無しで。あんなとこ普通に暮らしてたら行かねぇし。)

毛馬の夕暮れ

そのまま淀川沿いを走って初めてひらパーの観覧車が見えた時、八幡のゴルフクラブ裏の木々の合間の快走路、さくら出会い館で目にしたサイクリストの活気、気が付けば嵐山、などなど。それほど遠くに旅に来た訳でも無いのに初めて見る光景の移り変わりにワクワクしたもんです。

猪名川サイクルロード
桂川サイクルロード

向かい風に心が折れ、ビンディングペダルを導入した後の向かい風への無敵感、それでもガンガン抜かされてあっという間に見えなくなる人外の自転車乗りのみなさん、離されるにしても見えなくなるまでにちょっとは必至こいてペダル回すようになったり、だんだん距離が伸びてきたり。

多分、淀川界隈で自転車始めた人が辿るであろうお決まりルートで自転車にハマっていきます。2018年の7月半ばに乗り出したんですが、過去最大の猛暑と言われても割と楽しかった。

こういう軽い達成感を次々と更新してなんとなく成長した気分を手軽に得られる所が自転車のハマりやすさなんだろうと実感します。

ランニングだと20㎞以上走るの大変。スピード・タイムもなかなか伸びない。

そして3ヶ月後には我慢できなくなって新車購入です。

キャノンデール シナプス カーボンディスク 105

これがまた、メジャーなくせに被らない、あんま他の人が選ばなさそうなラインw

なんか「速いぜー」って感じじゃないカラーが気に入ったんです。



痩せる目的は雲のかなたへ~やってきたお正月

そんなこんなでいつの間にかビブタイツ買って夏用~冬用グローブ買って、自転車新調して、シューズもヘルメットもなぜか新調して、高級ではないにしてもホイール・タイヤ換えて、サイコン買って・・・。と、順調にブタが沼に沈んでいきます。当初は「痩せるまでウェアは買わねぇ!」って思ってたはずなんですが。いつの間に3着・・・。しかもXL2着。痩せたら着ないのに。おなかでっぷりピッチピチ、でも袖余り。バックポケット?入りませんよハハハ。

劇的とはいかないまでも、少しずつ体重は減ってきてはいたんです。でも、いつの間にか考え方が「体もちょっとは締まって来てるし(デブにありがちな錯覚です)、このままちょっとずつ痩せていけばいいんじゃね?」になってしまいました。

だってビールうめぇもん!肉食いてぇもん!

はい、あるあるですね。代謝が上がって食欲がどんどん増えるやつ。

100㎏→95㎏までは一瞬で減りました。ただ、これはデブにとっては誤差、日常の増減範囲内とも言えます。そして何とか年内に90㎏切りたい、と思いつつチャリ乗ってビール飲んで肉食って(既にあきらめ半分)、開始6か月で約8㎏減、ジリジリ92㎏前半まで落としたところで奴がやって来たのです。平成最後の正月が。

年末に焼き肉ビール、締めラーメン。
実家に帰ってまずはカニ、からの肉肉ビール、日本酒おせち、餅ビール。
帰ってきても揚げ物トンカツ餅ビール。

あ、年越しそばは海老天2本で。う~ん、かき揚げでおかわりくださいな。

こんなに幸せな食欲があった正月は過去に記憶にないレベルで僕の体重を押し上げました。さぁそろそろチャリ乗るか、と思って愕然としたのが1月4日、

体重:95.2㎏

笑いますよね~人体の神秘ですよね~。1週間足らずで3㎏増って。


記録つけて公開すればいいじゃない。

ライド後のビールや米は辞める訳にはいかないので()、いわゆる減量向けの食事制限をする気はなく、「ちょっとずつでも痩せていけばいいじゃない」はまぁ変わらず基本方針なんですが、ちょっと心が折れかけまして。

95㎏台と言えばシナプス納車の前後、10月末の頃の体重なので、さすがに2か月以上の減量をたかだか5日、6日でリバウンドはマズい。

そもそも超メタボ男の垂れ流しに何の需要があるのか、とも思いますし、検索でこのブログが引っかかるのも相当先のことにはなるんでしょうが、せめて見られるリスクがある状態でログをつけて公開してみようか、と。そんな訳でブログ開設に至ります。



飲んだり食ったりしながらチャリに乗るブログの果てに、ブタは痩せることができるか。なんか暴食とリバウンドがネタのブログになりそうな気もするなぁ。

ここまでお読みいただきありがとうございました。