自走ビワイチにチャレンジしてみた件

ライドログ
奥琵琶湖パークウェイから菅浦集落を望む

関西のロードバイク初心者がいつか行ってみたいと思う琵琶湖一周ライド 通称ビワイチ。

多くの人が輪行ないし車載からのビワイチにチャレンジしますが、残念ながら僕はダイエット中の身(最近体重測ってないけど)。僕的には輪行してやるのはダイエットではありません。何かに負ける気がする。いちおう輪行バッグは持ってますが、あくまで緊急避難ツールの位置付けです。

じゃあ、僕にできるのはおのずと毛馬からの自走ビワイチに限定されます。想定距離は350kmくらい。分割とは言え3日で500km乗った丹後半島を終え、それなりの峠込みで1回2,000mアップのライドも速さは別にしても何とか乗れるようにはなってきたので、そろそろいけるんじゃないか。

ということで、自走ビワイチにチャレンジしてみましょう。

結論から書くとプーリーに不調が発生したり、サイコンのバックライト点けっぱなしで充電切れたりで心が折れて未達成となりましたが、初めてのビワイチ&初めてのグループライドはめちゃくちゃ楽しかった!

自走ビワイチ達成編はこちら

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淀川CR~宇治~瀬田川

2時半頃出発、3時前毛馬スタートでナイトライド装備でサイクリングロードを走ってみる。天ケ瀬ダム以降は明るくなってると思うので、いつもの瀬田川ルートで琵琶湖まで。

今回はスマホ写真です。

枚方の河川敷公園。野犬もいるのでこの動物の像はまぁビビるw
午前4時のであい館。グラデーションきれい
曽束大橋から。風がないので湖面に山がくっきり
瀬田の洗堰

グロいので写真は上げませんが、途中、夜のうちに事故ったのであろう鹿×1、タヌキ×1が落ちてました。南無三!

デブ、トレインの洗礼を受ける

6時待ち合わせのセブン-イレブン 大津螢谷店に5:45到着。ぴったり。

STRAVAでフォロー頂いたTさんにお誘い頂き、初めてのグループライド、僕含めて5名の集団走行です。ありがてぇ、ありがてぇ・・・。

愛車を撮る人を撮るの図
初めてのトレイン体験

初めてのトレイン体験。はえー。そして楽。右上が時速です。

集団走行たのしー
ん・・・?
ちょwwww

写真撮るときはちょっと減速したんですが41~43km/hで巡航してるwマジかーwww

グループ内にお二人強度高い目の方がいてガンガン曳いていただきます。

僕も試しに1回曳かせて頂きましたが、5kmも行かずに登りに差し掛かってタレましたw無理www

なぞの聖地像で記念撮影してから40kmほどずっとそんな感じ。これがツラたのしいってやつか!

なぞの聖地像は一応撮りました。

一度コンビニ休憩入れて速いお二人と僕の三人になり、しばらくは必死で食らいついてましたが途中で千切れて一人旅。

あれが竹生島かな・・・?

クラブハリエのパン屋さん クラブハリエ ジュブリルタンで合流

これがパン屋だと・・・?

この意識の差!!!!もちろん手前が僕です。

その後、やや強度を落として頂いて(つっても33~35km/hペース)で長浜城を見て水鳥ステーション。うん、ツラたのしいw

長浜城
いちごソフト350円。ちっさ!
ワカサギの天ぷらを少し分けて頂く。塩が効いてウマい!

賤ヶ岳はトンネルをパスして迂回の登りへ。4%で30m登る程度なんで、あの交通量の多いトンネルよりこっちのルートを推奨するべき。

登った後ちょっと眺望あるし。

下ったところにあるお店でお昼。ラーメン&チャーハン大盛り

どっちかって言うと焼肉メインの店なのでGさんが頼まれてた焼肉丼の方が美味そうだった。
それにしても空調低いし風が無いから暑い。外のほうが涼しいレベル。

奥琵琶湖パークウェイ

ここで、正規のビワイチルートからは外れるんですが僕のリクエストで奥琵琶湖パークウェイを組み込んで頂きます。200mくらいの登り。重いくせに登りルートをリクエストするとか。

奥琵琶湖パークウェイは一方通行、しかも今は片方通行止めだったので、海津大崎側から長浜方面に向かうルートを登って折り返しという20kmくらいの追加ルート。

平均5.5%の3.5kmですが、一部下りも含むのでだいたい8~9%くらい。10%越えはちょっとだけどロングライドに組み込むにはまぁキツめの坂でした。強度高い平坦の後のこの坂はキツかったけど、Kさんと一緒に登ってたおかげで心が折れず、最後まで登り切れました。これもグループライドのいいところですね。ありがてぇ、ありがてぇ・・・。

登りに入るまではだらだらと登ってるのか下ってるのか分からない単調な道で少しうんざりでしたが(でも景色はルート中一番と言っていいほどきれい)、このルートとても良かったです。登って正解。

展望台から

坂の終わりに展望台があって長浜方面を一望できます。開放感がすごいのと「あそこから走ってきてんなー」というのが感慨深い。山中のヒルクライムだとこういうの少ないですよね。バイクだらけですが売店や自販機もあるので、しっかり補給できます。自転車乗りはソロの方がポロポロと。

B級臭プンプンの「どうぶつの森」なるスポットもあります。「恋人の聖地」だそうです。非常に香ばしいww

うさぎ・・・??
目がw目がwww
どう見ても捕食シーン。シマウマにげて!!!
下りにはなんか集落が見えるいい感じの眺望が

下りに見える、このパークウェイ入口先の集落は「菅浦」というそうです。調べてみるとなかなか歴史情緒がありそうで、今度寄ってみたい。

ちなみにこの坂に差し掛かる前にプーリーに不調が出ました。テンパったので写真撮ってませんが僕はテンパって写真どころじゃなかったのでIさんが撮られてた写真をお借りしましたが、インナーのロー側3枚目以上に入れると、テンションプーリーとチェーンが噛まずにチェーン落ちしそうになる。まさかの34T強制封印。

僕のスプロケはHG-700 11S、構成は、

11-13-15-17-19-21-23-25-27-30-34 (帰ってきて初めて調べたw)

なので、4枚目までしか使えないということはデブもびっくりの25T縛り。登ってる時は適当に上から34,32,30,28とかじゃないかと思ってたので28Tで登れたぜ!と思ってましたが、まさか25Tだったとは。

普段なら25Tなんて重くて無理!と思ってましたが、プラシーボ効果(違)というのは恐ろしい。もしかして34T卒業の日も近いのか?

話を戻してプーリーの不調ですが、Iさんいわく、プーリーが欠けてくるとこういう症状が起こるそう。え・・・。GW前に点検してもらってるけどなぁ。(よくよく考えるとGWからだと1,200km超えてた)
※帰ってからプーリー交換すると直りました。一発で見抜く経験値すごい!でもたぶん、無意識にアウターローとかインナートップとかやっちゃってるから欠けるんだろうな、と反省。

ヘロヘロの後半戦

前半戦強度高め&坂を登ったもんだから、強いお二人以外の三人はもうヘロヘロです。

マキノのメタセコイア並木も寄りましたが、車が通ってないのを見計らって車道に飛び出て撮影する人の多さににちょっと辟易。風情もへったくれもない。なんだかなぁ。

水鳥ステーションまではめちゃくちゃいいペースだったんですが、超ロング休憩とか待ちとかをふんだんに盛り込んだり、あまりに面白すぎて載せられないようなネタがあったりで、そこからはガンガン時間が過ぎて行きました。

それでも集団走行ってすごいもので、曳いてもらえるもんだから温存しながら進めます。さすがにいわゆるタダ乗りは気が引けるので、風車村~白鬚神社までは曳かせて頂きましたが、集団走行、ソロとは別の意味で楽しい。

白髭神社撮影ムズー

その後、Tさんの地元界隈で161号沿いじゃない信号レスの道を進みながら琵琶湖大橋まで。信号レスですごいスムースに進みましたが、次同じ道通れって言われても絶対無理w

今回、Tさんにはルート引いたり色々やってもらったり、何よりstravaでフォロー頂けなかったらこんな機会なかったのでほんと感謝しかない。

で、琵琶湖大橋を越えてメシにするか、ということで「かつ源」さんへ。

ジャンボロースかつ1,890円

かつ源さん、京都などにも数店舗ありますが初めてお邪魔しました。「新宿さぼてん」とかその辺のレベルを想定してましたが段違い。さすがに上野あたりの専門店レベルと比較するのはアレですが、ちゃんと処理された柔らかい肉と旨みのある脂で、とてもおいしかった。

250gでジャンボって大したことないんじゃ?って思ってましたが、相当に食い応え。満足しました。

皆さんに色々と自転車回りのためになる話を教えて頂くなど。この辺もグループライドならではですね。本当にありがとうございます。

と、夜間出発してバックライトを点けっぱなしにしてたサイコン(Lezyne MEGA C GPS)が充電の限界。ライトに続いてサイコンの消し忘れか・・・。バックライト点けないと30時間持つので重宝していますが、バックライト点けっぱなしは15時間が限界のようです。

VOLT予備バッテリーをUSBチャージャーとして使うアダプタ

少し前にIさんからバッテリーアダプタをお借りしていたものの、稼働しながらの充電はできないようであえなくシャットダウン。ここから終点まで15kmちょいの充電では最後まで持つとは到底思えないのでお返しして、僕の今回のSTRAVA上のチャレンジはかつ源さんで終了となりました。

サイコン無しで最後まで走るか、とも考えたのですがプーリーの不調もあり、瀬田川あたりでもし自走不能になったら詰むので、いさぎよく諦めましょう。Gさんに「俺やったらさっさと輪行する」とサクッと言って頂けたのが踏ん切りがついた。

瀬田の唐橋まで戻って、みんなで達成感を味わってから解散、石山から輪行したので、グループライドとしてのフルビワイチは達成してますが(ホントありがとうございました!)、リベンジのためにも個人としてのビワイチは未達としときましょう。

ログ

初めてのグループライドが何より楽しかったですし、良いライドでした。

しかしまぁ、ライトつけっぱなしの次はサイコンつけっぱなしとは。

Iさんにお借りしたVOLTのバッテリーを充電池化するアダプタ、早速買おう。(その前に消し忘れの癖を直せ、と。)

最後にスプリント合戦したり(楽しい!)、まだ走れそうな感じではあったので、自走ビワイチ、リベンジ必須です。単調になりがちなビワイチルート、できれば奥琵琶湖パークウェイも外さずリベンジしたい。

調べてみるとパークウェイの下り方向通行止めは6/30までのようなので、そんなに先じゃない様子。暑いかなぁ。

パークウェイは登らなかったけど自走ビワイチ完了編はこちら





終わり。

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