ライド&トレイルウォークin鷲林寺、西宮肉劇場の超劇場

ライドログ

前回自転車で琵琶湖~山科に行ってトレイルとは名ばかりの山歩きをしてヘロヘロになりましたが、シューズを積んで自転車で出かけるのがなんだかいい感じです。

ジョギングの方は何とか10㎞走れるようになりましたが、自転車で色んなところに行く楽しさに染まってしまった身としてはウチの近所を走るとどうしても見慣れた風景になってしまい、そのうち飽きてしまいそう。

でも逆に言うと近場でも山に行ければ新鮮なコースがあるんじゃねぇ、と探していると自転車を置いておけそうなトレイルスポットも何個か見つかりました。

という事で前回に引き続きライド&トレイルウォーク(決してランではない)です。まぁ、朝起きれずにロングライドする気分じゃなくなった、という理由も大きいのですが。

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近づいてきたルートラボ終了。でもSTRAVAのルートビルダーがイイ感じ

いよいよ2020年3月のルートラボ終了が近づいてきました。皆さんアレコレ試したりされてるんでしょうか?本命はRide With GPSか?

僕も去年までほぼルートラボを使ってたんですが、今年になってからはSTRAVAのルートビルダーばかり使っています。比較記事とか他と被るので詳細はさておき、さすがOSM(Open Street Map)ベースの地図、林道・登山道がとても細かい。ルートラボ(ゼンリン)どころか、googleMAPにも書いてない道がたくさんあります。

人気ルート機能を始めとした使い勝手もすごくいいです。毛馬こうもんと嵐山を2点で結ぶとピタッとサイクリングロード沿いで引けたのにはちょっと感動しました。

難点としては累積標高がマシマシなところですが、ルートラボでもアテにならなかったのでまぁ無視で。

そんな感じでルートビルダーを眺めまわしていたんですが、イイ感じのマップが。

黄色い点線がトレイル

トレイルが多方に出まくってるお寺を発見。付近に展望スポットっぽいのもあるし、楽しそう。

という事で行ってみましょう、兵庫県西宮市「鷲林寺」。

武庫川~逆瀬川で今日のヒルクライムは終了?鷲林寺への道のり

ウチから鷲林寺へは信号を考えると逆瀬川を登ってからちょっと下るのがイイ感じっぽい。という事で2号線~武庫川CRへ。

走りにくさも相まって、なぜかスピードを出すのを恥ずかしく感じてしまう異質のサイクリングロード、武庫川CR。これが神戸セレブのパワーなんでしょうか。道幅なら神崎川の方が狭いのに、空気感が他のサイクリングロードと全然違う。

20㎞/h行かないくらいの速度でのんびりと。今日はトレイル目的なので速度なんて気にしないのです。急ぐなら武庫川CRは通らない。

逆瀬川もヒルクライムルートじゃない右岸側で鴨を愛でながらゆっくりと。しかし逆瀬川、水がきれいです。

普段なら「このクソ勾配詐欺が!」と憎まれ口を叩く西宮ゴルフ横の下りも、今日は登りゴールなので安全確認して反対車線に回って余裕の足つきです。

甲寿橋で一瞬だけトルコライスが頭をよぎりましたが、迷いを振り切って左折。

で、一つ目の信号で右折。

ここから鷲林寺までの道を「かんのん道」というらしいですが、ちょっとした坂でした。キツい区間で15%超えるかな?

いちおうSTRAVAのセグメントはありましたが、100人ちょいという不人気コース。西宮から登ってきたとしても直進して甲寿橋行くわな。

1㎞も無い道なのでノロノロとクリア(34Tですが!)してやってきました鷲林寺。ちょっと下った臨時駐車場に自転車を固定。

開祖は弘法大師 空海様だそうです。はいはい、またおま。(敬愛表現)

由来の鷲を象った手水舎
舎利殿。小さいけどなんかカッコいい。
あらかわいらしい
テルマとみつを的な

超楽しいトレイル 鷲林寺「観音山~奥池」コース

さて、鷲林寺向かって右方向にある若宮神社の鳥居の左手から今回のルートが始まります。

観音山までのまっすぐ登るルート。等高線の密度よ・・・。

帰ってからログを見るとセグメントがありました。

平均勾配 38%

自転車だと考えられない平均勾配(瞬間ならあるでしょうが)。まあ直足なのでじっくりといきましょう。

登るときはこんな感じです。

うん、比喩表現じゃなく壁。

でもこれがまたメチャクチャ楽しい!

シューズのグリップを効かせて手を使って岩を掴んで、たまにロープを使ってタンタンタンと(実際にはそんな軽やかじゃない)テンポで登っていく感じが冒険感あふれまくってて変な脳汁でます。

90㎏を自分の体だけで持ち上げるので当然重いんですがね!

で、登り切りました、観音山。

反対側の比較的緩めのルートから来たであろうハイカーさんたちがお弁当を広げてます。ここで食うおにぎりとかめっちゃ旨そう。今度持ってきたい。

自転車のヒルクライムで眺める絶景とは違って、木々と岩のすぐ側からの眺望。正直、自転車で登り切ったあとの眺望より気持ちいいと思いました。うまく言えませんがなんかリアル。

前回の牛尾山で、2㎞なのに汗だく、喉がカラカラになったので買ったSalomonのボトルポーチをグビり。

腰に巻いてお尻の右上あたりにボトルが収納できるタイプ。 三角形のボトルがちょうどフィットして、自転車に乗っていても全く違和感が無く邪魔にならないのでいい感じです。(なお、自転車での見た目の違和感は無視するものとする。)

本格的なトレラン用のザックにしようか迷いましたが、しばらくの間はトレイルは10㎞も行かない(行けない)でしょうし当分はこれでいいかな。普段のジョギングでも使えるし。

観音山から先はちょっとだけ登りがありましたが、緩いアップダウンでメチャクチャ気持ちいい道でした。

ただでさえ遅い舗装路のランよりもっと遅いでしょうが、走れる区間はできるだけ走る。超気持ちよくて、初めてロードバイク乗ってスピードに乗れた時みたいにニヤニヤが止まりません。ハタから見ると気持ち悪いでしょうが仕方ありません。

で、ゴロゴロ岳と書かれているポイントまで行こうと思ってたんですが、途中でなんか妙な細い分岐を見つけて、行ってみると

なにこれ!なんか眺望を望む椅子みたいな形にえぐれた岩が!

小さいとは言え道があるという事は多分トレイルランナーとかハイカーには有名なスポットなんでしょうが、僕はルートだけ調べて景色とか全く調べてない状態で来たので、めちゃくちゃ新鮮な発見です。自転車だとどうしてもルートやスポットを下調べしてしまいがちなので、これもまた新鮮な楽しみですね。

こんなん見つけたらまぁ、自撮りしますよね。

イキったポーズ?いいえ違います、左膝を立てるといい感じにお腹が隠せるのです。

まあ隠しきれてませんが(脇アセ閲覧注意

多分東よりちょっと北向き?春頃には日の出ワンチャンあるかもしれません。

マップにあった「展望スポット」や「ゴロゴロ岳」はまだ先でしたが、眺望的には十分満足しました。まだ色々ありそうですが次に取っとこう、と思って次の目的地、奥池方面へ。

岩場を慎重に下って

クマザサの間をのっそりと駆けて

奥池。これがまたひっそりとした池の渕を走れて超気持ちいい。まあぶっちゃけこの辺で力尽きたんですが。

ゆっくりと奥池を回って、折り返しです。

要所要所に案内標識があるので、僕みたいな初心者でも安心でした。

下りは鷲林寺「せせらぎコース」で。なんか小さな川の横で、行きに比べると迂回する分まだ緩やかな勾配を下っていきます。

で、途中またまたスポットに驚く。

良く分かりませんが小さな不動明王の像とかあったんで、滝行スポットなんでしょう。すごく細かなシャワーのような流れの滝。今の時期は無理ですが、夏に来たら絶対気持ちいいやつ。

と、最後の方はもう走れない状態でヘロヘロでしたが、わずか5㎞にしてはコロコロと風景が変わって、楽しみながら走って、すごい気持ちいい時間でした。

若宮神社の鳥居に到着。いやー楽しかった。いつかは六甲まで登れるようになってみたいもんです。

帰るだけだけどデカ盛り。西宮肉劇場「超劇場丼 肉増し特大」

ちょっと登りもあったとは言え自転車は合計50㎞。普通にいけば絶対にカロリーオーバーですが、トレイルをこなしたので腹ペコが我慢できません。帰り道に目星をつけておいた西宮肉劇場さんに迷わず入店。

高槻とかにも店舗があるので、チェーンなんでしょうかね。

券売機方式で注文を済ませて、しばし待つ。

シゴトチュウハニホンゴヲツカウコト

20分弱でしょうか。丼にしてはなかなか待ちました。

デーン!

肉劇場丼 肉増 ごはん特大。イイ感じの肉まみれです。

カルビ、ハラミ、セセリ、豚ロース、メガネ、黒毛和牛(部位不明)の6種類の肉に、ちょっと辛口のニンニクが効いたソース。

ええと。6種類盛りなんですがごちゃまぜにしたので良く分かりませんでした(笑)

典型的な欲望のままに貪り食う系ですね!

僕が食べ終わる頃に別のお客さんが「マヨネーズください」っつってマヨボトルを貰ってたので、まぁそういう感じのお店です。マヨボトル欲しかった(笑)とは言え肉まみれの満足感。

ただ、6種類盛りの肉を焼き上げてから選別?的な事をしているのか、焼き上がってから提供までに少し間が空いたのでちょっと温い。種類減らしてアツアツが良かったかなぁ。

別メニューで「肉1㎏丼」というのもあるので、また来ることにしましょう。

その後はカロリー消費にならない15㎞ほどの平坦路を走って帰ってきました。

ログ



距離的には短いですが、負荷的にはヒルクライムありの150㎞ライド(ただしノロノロ)くらいの負荷はあったように思います。もちろん僕の体重(出発前で92.4kg)だからこその負荷でしょうが。
最近、つらい時は「デブってもしかしてハンデじゃなくてウェイトボーナスなんじゃね?」と思うようにしています。軽い人にはそうそうできないトレーニングだ(現実逃避

ロングライドはロングライドでもちろん楽しいですが、時間効率もよく濃密なコース設計ができるので、ライド&トレイル、しばらくハマってしまいそうな気がします。

とにかくメチャクチャ楽しいです。




終わり。

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