11月29日はいい肉の日!月間獲得標高10,000m達成記念にいい肉食って青山高原

ライドログ

11月は獲得標高10,000mを目指してきた訳ですが、なんやかんや達成しました。

とは言え今月のライドでは平坦のはずが600mアップとか六甲片道で1,500mとかちょっとバグっぽいのもあるので、いちおうもう少し登っておきましょう。

11月29日は言わずと知れた「いい肉」の日。降水確率も0%なので、ご褒美にいい肉食って、標高があって見映えもする青山高原で10,000m達成のガッツポーズでも決めてやりましょうかね。

と意気込んで出かけた訳ですが、お天気に裏切られたグダグダライドでした。これはアレですかね、「いや10,000m登ったとかどうかとかじゃなくて痩せろよ」って神様からのメッセージ的なやつですかね。

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絶景 御斎峠を越えて伊賀へ

11月29日未明出発で淀川CRから京田辺を抜けて大正池へ。

津田あたりですごい鳥の群れ。頼むからフンだけはやめてくれよ!
京田辺で日の出

しかしアレですね、こないだまで暖かかったと思ったのに、もう息で肺が痺れそうですね。フェイスマスクしないとロングは気管支やられるやつ。去年は何も知らず痛い目みました。

とりあえず大正池をのんびりと登ります。あ、頑張ってものんびりだった。

平日朝の大正池は大好きです。最後の10%区間で木漏れ日がきれいなのもありますが、何より他に自転車がおらず抜かされないので!

前日雨で夜から晴れだったのでもしかしたら・・・と思ってましたが、裏大正池のビュースポットは雲の中でした!

雲海になるには高度が低いのか、もうちょい早ければ雲海もあり得るのか。

ググっても上高地の大正池の情報ばかりですが、ほど近い万灯呂山(標高300mなんで大正池より低い)では見れることもあるらしいので、可能性はあると思うんだよなぁ、雲海に沈む茶畑。 条件が合えばまた来てみようと思います。

てかダウンヒル寒すぎ。シューズカバーしてこなかったので、たまらず靴用のカイロと肉まんコーヒー休憩


再開する頃には日も登り切って、5号線(木津信楽線)をゆるゆると登ります。

15㎞で約200mアップという超緩勾配(というかほぼ平坦)のこの道、茶いくるラインから外れた後半は車もほぼおらず路面もきれいなので、のんびり走ると超気持ちいい!2回目ですが今度は逆方向も来てみたい。

一瞬307号線に合流してすぐ南下、前回日没で諦めた家康の伊賀越えポイント「御斎峠」を目指します。

5~8%をタラタラと。天気が良かったのもありますが、道の変化がなかなか面白く同じく伊賀方面に向かう三国越林道よりよっぽど楽しいです。ネックは大正池ルートだと1度307号線に合流しに遠回りしないといけない点。途中5号線から直接向かえそうな道もあるんですがストリートビューでも確認できないので、また時間あるときに試してみます。

・・・と、思ってたんですが。

なんと、今まで登ってたのは御斎峠ではありませんでした!

なんて日だ!

いやルートは合ってるんです、このバス停見つけて言いたかっただけです。

山の中の隠れ里感のある多羅尾(タラオ)の集落を抜けて

ここが御斎峠の入口ですね。ハァイ!(タラオだけに)

ちょっとおっさんギャグが過ぎますかそうすか。でも自転車乗ってるときってこういう下らないことばかり考えてません?特に交差点名の標識とか。

再びしばらく登って御斎峠。やっぱり三国越より断然楽しいです。

まぁビュースポットに行くには階段上らないといけないんですけどね!

たまに30㎝くらいの落差の段もあるのでなかなかキツいですが、これは登っとくしかないでしょう。

180度全開の伊賀平野を望む絶景。峠の絶景といえば雄大な大自然的な感じが多いですが、こういうそれほど高くない(600m程度)からほどよい人里を含む平野を一望するのもまた面白いです。

御斎峠 2019年11月29日

今日の目的地、青山高原の風車群から名張、月ヶ瀬方面までぐるりと。「ふぉ~~!!」ってなります。動画上げたんですが手振れは階段による息切れなのでご勘弁。本当にすごいのでまだ行ってない人は是非。

え、青山高原の風車群なんか見えないですって?

見えますよ、ほら!(極限まで拡大)

あ、今はさすがにいませんでしたがハチに注意。

イイ肉の日なんで「レストランITO」 で伊賀牛ステーキ食う

御斎峠は伊賀側からだとなかなか登り応えのある坂だと思います。

ここまで来る坂がヌル過ぎる、って人は登り返せばいいんじゃないですか。僕は嫌です。

伊賀平野に降りてまいりました。これ木津川なんですね。

でちょっと道に迷いつつ

いい肉ライドの目的地、伊賀「レストランITO」さんへ。

ラックあるお店なんて超久々だよ!ありがてぇ。

デカ盛りで有名なITOさんですが、今日はデカ盛りではなくいい肉なのです。伊賀牛ステーキ。

伊賀牛ステーキ250g。お値段はなかなか。

お店の特徴らしい、真っ黒のデミソースが掛かっていてあまり見映えはよくありませんが、うん、ウマい。ジュワっと口の中に広がる脂と肉のうま味。お値段はそれなりにしますが、普通にその辺で食べる和牛ステーキとは段違いのうまさです。さすが隠れたブランド牛。

が。。。

和牛ステーキ、なんですぐ無くなってしまうん?

いや、めっちゃ美味いですよ。めっちゃ美味いんです。それは間違いない。

よく上質なステーキの表現として、「口の中に入れるととろけるような柔らかさ」なんて言われたりしますが、まさにその通り。でも脂身食ってる感じではなく、肉質も旨味もしっかりしてます。

ただ、この「とろけるような柔らかさ」って裏を返せば一瞬でなくなるって事なんですよね。「いやぁ肉食ったぞー」って言うのはやっぱりありませんでした。庶民の口には赤身ステーキの方が合ってるようです。

重ねて言いますが、レストランITOさんがダメな訳でも、伊賀牛が美味しくないわけでもありません。僕の好みは「ステーキは噛み応えのある赤身肉」「和牛系は焼肉」なんだと確信。焼肉で食いたい!

いやまぁ、ここまで読んで頂いたほぼ10割の方が感じている通り「じゃあ食うなよ」って話なんですが!!!

いい肉の日なんでご勘弁ください!そして焼肉はビール飲んでしまうので自転車の時は食えません!

あ、ごはん大盛りにすんの忘れた!



晴天を狙い澄ましたはずの青山高原、そして・・・。

さて、完全に自分のミスを棚上げしてデカ盛りリベンジを誓ったレストランITOさんを後にし、422号線から青山高原に向かいます。

どう見ても「あほう」ですが、「AO」らしいです。

めちゃくちゃ快晴!165号線に合流して青山町駅を越えた最後のファミマで軽量化現象が発生して30分ほど休憩しましたが、ずっといい天気!気温は低いとは言え日差しがあるのでとても気持ちよく走りました。今回の青山高原はほぼガッツポーズ撮るために来たので、大勝利を確信していたのです。この時点までは・・・。

青山高原は2回目。前回は高原入口に着くまで平坦だと思ってたんですが、高原入口に着くまでも「青山峠」という立派な坂なので注意。勾配はキツくはありませんがそれなりに路肩も狭く交通量も多いので、ヤバいと思ったら開けた所で休憩しましょう。(何か所かチェーン脱着用のスペース等があります)

ここまでで1,500m近く登ってるのでヒイヒィ言いながら高原入口に到着。なんか、ちょっと空が白んでてあやしいぞ・・・。

結構な下り(体感50mくらい下ると思う・・・。)があるので平均勾配詐欺の青山高原道路をえっちらおっちら登って

後から見直すとこの時点で完全に日が差してないですね

最後の登りストレート。この瞬間はドキドキします。(とはいってもスパートかけれる余力はありません!)

が・・・。

エッ!!! ( Д ) ゚ ゚

さっきまでめっちゃ晴れてたやん!

嘘やろ・・・。

松阪、伊勢方面は晴れてんのに!

せめて人並みレベルの速度で登れたら快晴のままたどり着けていたはずなので、これはもう

「いやお前全然痩せてへんやん!ガッツポーズとかまだブタやん デーブデーブm9(^Д^) 」

「月間10,000mアップ程度でハシャいでんじゃねーよこのブタ (#゚Д゚) 」

っていう神様の悪戯ですかね。

ガッツポーズ撮りに来たはずが

クエスト失敗ポーズになりました。

え、もちろんソロですよ?

タイマー切って撮影→確認で何回かリテイクした画像ですよ?なんか文句あるか。

と、くだらないことをやってるうちに体がすっかり冷えました。青山高原はここまで来るのになかなかアップダウンがあり、もうアップダウンする気力もなくなったのでどうでも良くなって三重側にダウンヒル。

冷え切った体で-10%近辺のダウンヒルは超やばかったです。10℃対応(気温4℃)で防風性能も無いグローブだったので、指先が千切れるかと思った。まさかのダウンヒル中に休憩。

靴用カイロ(超低温)で何とか指の感覚を回復するまで休んでからそろりそろりと下りました。

結構快適な下りのはずなんですが、気持ちよく下れるのはいつになる事やら。(前回は暗闇)

下った先の自販機でホット2本ガブ飲み。前回もこの自販機に助けられてるので、自販機様と名付けることにします。

とは言えホット2本では芯まで冷え切った体は回復せず、震えながら津まで行って輪行で帰ってきました。写真を撮る余裕もありませんでした。

ログ

11月度、累計で12,347mアップとなりました。2m登りすぎたw

ダウンヒル装備を整えないといけないと痛感したライドでしたが、まぁそんな事より痩せろって話ですよね。





終わり。

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